ママの雑談

海外育児バラエティ〜ゲスト:Mimiさん

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登場人物

はるか

2011年からシドニー在住3人の子育て中

ようこ

2019年からロンドン在住3人の子育て中

ゲスト:Mimiさん

千葉在住。年長女の子の子育て中。翻訳家。着物ブランドを展開中。

ゲストトーク!:Mimiさん

はるか

着物の展示会はどうでしたか?

着物の話

Mimiさん

おかげさまで。売れないと思っていたレインコートも一着売れてフィニッシュでした。

はるか

着物は毎日着ているんですか?

Mimiさん

休みの日とかお出かけのときに着ていますね。洋服も着るので、ミニマリストにはほど遠いです。

はるか

祖母が着付けの先生だったので分かります。季節ごとにあって、お手入れもいりますからね

Mimiさん

もう私は全部吊るして保管しています。ズボンかけ用のハンガーを利用したりして。

Mimiさんのお仕事

はるか

Mimiさんたくさん職業お持ちですが、今は主に何ですか?

Mimiさん

今は着物のブランドを立ち上げたばかりで。着付けも一応できるのですが、ちゃんと先生に習って、ゆくゆくは海外の方に着物の着付けをしたいなと思っています。実際、海外の方の着物への興味を感じることはありますか?

はるか

日本人にイベントの際着付けることが年に一回あるかどうかくらいで、海外の方に着せてほしいと言われたことはまだないですね。年に一回なので、毎回動画で事前に確認して思い出しながらやってます。イギリスはどうですか?

ようこ

私けっこうあります。日本舞踊を習っていて、今の先生がワークショップをよくやっているんです。英語で日舞を語れる人は貴重なので、先日BBCにも出演していました。私も、今度の土曜日はとあるテニスクラブで、日曜日はコミケのようなイベント会場で着付けのお手伝いをする予定です。イギリスの文化鑑賞する習慣はすごいと思います。戦う場所って大事ですね。私は日本でもずっと日舞習っていましたが、人前で発表する機会はロンドンの方がずっと多いです。でも生徒さんはみんな自分で着付け出来ないので、発表会のとき、先生がご自分含め6人分の着付けをなさっていて大変そうでした。Mimiさんが先生の助手になったら喜んでくれますよ笑

Mimiさん

私日舞は全然わからないのですが、実は茶道を16歳からやっていて、ゆくゆくは茶道教室を持つのが最終的な目標なのです。私はずっと英語を勉強していて、和への関心も高いので、日本の伝統工芸などを海外へ広める仕事をしたいなと思っています。でも日本文化を英語で海外の人にプレゼンするというのはハードル高いですよね。

ようこ

こちらで茶道を教えている先生が言っていました。“Chado”と言ってほしいと。”Tea ceremony”という訳は何か違うと。そういうのも伝える側のこだわりですよね。

はるか

私も着物着る機会がもっと欲しいなと思って茶道をやってみたことがあるのですが、あれは本当に奥が深いですよね。総合芸術ですよ!私には無理でした…。それを先生になるって尊敬しかないです。

Mimiさん

そうですね。人生かけても、なれるかなれないかだと思います。私のおばあちゃんも人格者だったなと感じます。人にものを教えるってそういうことですよね。特に茶道は知識も気遣いも必要で。

はるか

私おばあちゃんに言われました。茶道は大変だから本気でやっちゃダメって。

Mimiさん

私も言われました。もし茶道を本気でやるなら結婚諦めなさいって笑。

はるか

Mimiさんは翻訳の仕事もされているのですよね?

Mimiさん

そうです。会社に雇われているのとフリーランスと両方やっています。どちらも在宅なので引きこもっています。子供は年長さんなのですが、どういうタイミングで海外に行くのがいいのか迷っているんです。国によって学期の始まりも違いますし。

子供の言語習得について

ようこ

勉強が本格化する前に行くのはいいと思います。日本語も英語もその他の教科も、学び始めると大変です。小2の漢字の量とか正念場ですよね。日本語が学べる環境というのも大事ですね。

Mimiさん

先輩方からそういう話聞けるのは貴重ですね。日本語学習はどうしているのですか?

はるか

長男はオンラインのマンツーマンでやっています。土曜はサッカーのクラブ活動も多くて土曜校に通うのは難しかったので。Z会をやっていた時期もありますが、何かだんだん私とケンカするようになってきてしまって…笑。今はオンラインのマンツーマンなので本人ののんびりペースでやってもらっています。

ようこ

うちは補習校ですが、周りは塾の方が多いです。正直、勉強だけで言えば塾の方が、受験を考えている場合でも有利だと思います。うちが補習校に行っているのは、あの空気に慣れさせたいのと、運動会や文化祭があるからですね。Mimiさんも、語学が目的でないなら日本人が多くいるところがいいですよね。日系スーパーがあって、日本語学校があって。学校側も日本人の子の経験があると、特性を知ってくれていたりしますし。

はるか

お子さんも、日本語の環境があるとストレスが発散されるようですよ。私が保育士として日本人の子に出会うと、ずっとついてきてずっとお話してきます。普段存分に話せない寂しさがあるのかもしれません。

Mimiさん

周りの環境が英語だとやっぱり忘れていってしまうのでしょうか?

はるか

小さい頃に日本語の土台が出来ていれば大丈夫だと思うのですが、うちの子はこっちで生まれているので圧倒的に日本語の環境が弱くって、得意じゃないですね。バイリンガル難しいです。その子の性格や環境次第で、確実な方法とかないから手探りです笑。

Mimiさん

私も娘が0才の頃から英語を聞かせていたのですが、言葉が遅いなと感じ始めてやめちゃったんです。混乱しているのかなって。最近また聞かせようとしたら「英語やだ!」と英語アレルギーが発生してしまって…。

ようこ

知り合いの韓国人の女の子3才も、急にイギリスに来たものだから、英語嫌いになっていましたよ。お母さんが少し使うと「やめて!」と怒るらしいです。難しいですよね。

はるか

でも言葉はともかく、多文化に触れるのはいいことかなと思います。小さい頃に1年アメリカにいたから、海外に住むハードルは低かったと言っている知り合いもいます。

MImiさん

日本にも外国人はいるわけだし、それじゃダメなのかと旦那は言うのですが、どう思いますか?

はるか

一緒に生活するというのはまた違う気がします。クラスの雰囲気とか、最初圧倒されるのではないかと思います。ただ色んな人種がいるのはいいのですが、オーストラリアだと実はまだ差別が残っていて、白人以外の4人に1人は人種差別の経験があるそうです。

ようこ

確かにイギリスで言っても差別はあるかもしれませんが、少なくとも「女の子」に対する差別は薄いです。ママでも勉強したり働いたり意欲的な人が多いです。「女の子はこうあるべし」というのが弱くて、逆に厳しいかもしれないけれど引き上げてくれると思います。

子供と外国に住む事

Mimiさん

それはいいですね。萌さんたちみたいに自分たちの望む国に住めたら最高です。観光ビザで何カ国か体験してみるとかいいなと思っているのですが。今のタイミングを逃すと次は中学生のタイミングになってしまうのではないかと焦っています。

はるか

でもいるにはいますよ。高校生で親についてくるお子さんも。放課後は日本語の塾に行きながら、数年だし頑張ろう!という感じで。

Mimiさん

私16歳のときにカリフォルニアに1年留学したのです。でもそのときがずっと辛くて。最初から最後まで辛かったです。友達が全然出来なくて。ランチタイムとか地獄でしたね。唯一、ホストファミリーが週2回教会に通っていて、そのコミュニティには助けられました。

ようこ

知り合いの高校生の子で、ストレスで髪を抜いちゃっていた子もいました。日本の友達のインスタを見てしまうのも辛かったみたいです。

Mimiさん

現代の子の悩みですね。学校を慎重に選んであげたいと思って調べているのですが、どう調べたらいいのか、色々あって検索するのが難しいです。

ようこ

公立といえども個性あるなーとは感じます。実際宗教や言語も様々なので、学校は自然多様になりますが、その上で校長先生の裁量も大きいから、親は学校の外部評価や保護者の評価を聞いて選んでいます。ただ、転校しやすさはありますよ。日本のように入学式を経てこれから6年間頑張るぞ!と思って通う子は少ないかもしれません。日本だと入園準備でその園特有の準備物が山のようにありますけど、そういうのはほぼないです。

はるか

確かに。入れ替わり激しいですね。校長先生次第で校風もガラッと変わったりするんですよ。そういう意味では校長先生とお話しできると一番いいのですが。

ようこ

うちの公立のHPは校長先生のブログ載せていますよ。ツイッターもやっています。

はるか

インスタをやっている学校もよく見ますね。その写真でこういう人種をとっているんだなとか参考になると思います。

Mimiさんの住みたい外国と実際に住んでみての話

はるか

Mimiさんはどこの国に行きたいという希望があるのですか?

Mimiさん

旦那さんとずっと悩んでいます。例えば寒い国だと着物を着てもらいやすいけれど、メキシコのようなカラフルな国だと浴衣のカラフルさが人気ということも聞きますし。でも現実的にはやはり物価の安いマレーシアやフィリピンがいいのかな…とも。貯金して最短で1年以内を目指したいんですよね。もう日本に飽きていて…笑。

はるか

英語圏にこだわってはいないのですね

Mimiさん

もちろん興味はありますが物価が高いので…。おふたりはどうやってその物価の高い国で暮らしていけているのですか?

はるか

駐在だと現地の物価に合わせて会社から補助が出るんですよね

ようこ

そうですね。自分の意志で来る人は家賃の低い郊外に住んでいますね。

Mimiさん

目下、課題はVISAです。資産残高や就労口など、国によって厳しいので。例えばどこか「海外転勤アリ」という会社に入って、そこから会社のお金で海外に行かせてもらうのもいいのかなと思っています。

ようこ

うちの夫もそれですね。そのために今の会社に転職しました。

はるか

うちもそれです。それか現地採用を狙うのがいいんですかね。

Mimiさん

こないだタイの企業の面接というか、カジュアルな面談をしました。

はるか

いいですね。日系のフリーペーパーに結構採用が載っているのでよかったら見てみてください。「日豪プレス」がいいです。ネットでも見られます。

ようこ

イギリスだとMixbというサイトが有力です。よかったら参考までに。

Mimiさん

めちゃめちゃ参考になりました。ありがとうございます。おふたりとも海外で3人も育てていて、すごいですね。

はるか

いやいやもう、つまり、何とかなるってことです笑

ようこ

そうかもしれない笑。今日はありがとうございました。

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カーサンズ
私たちは、「福田萌のママズオンラインサロン」メンバーのママ友グループです。 オンラインで匿名で活動しているメンバーと意見交換したり、雑談した内容を、公式にこちらに「ちょい見せ」しています。 サロン内のルールは、「ママがくつろげる場所を目指すこと」と「否定しないこと」です。 サロンで許可をとった内容を、見やすくちょい加工はするものの、あまり盛らずにありのまま発信しています。